ミウラ農場、更新担当の岡です。
本日は「野菜の知恵袋」第4回をお届けします。
今回のテーマは「家庭で簡単に始められるベランダ菜園のすすめ」です。
最近は、スーパーで買うだけでなく「自分で野菜を育てたい」と考える方が増えています。でも、「畑がない」「難しそう」と感じている方も多いのではないでしょうか?
実は、ベランダやちょっとしたスペースがあれば、家庭菜園は十分可能なんです。今回は、初心者向けにベランダ菜園の始め方をご紹介します。
目次
ベランダ菜園のメリット
スペースが小さくてもOK
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プランターや鉢植えで育てられるので、広い場所は不要
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少しの日当たりと風通しがあれば始められる
採れたての野菜が味わえる
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収穫したての野菜はみずみずしく、風味も格別
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育てた分だけ無駄がなく、食べきりやすい
子どもとの食育にもぴったり
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成長の様子が目に見えるため、楽しみながら学べる
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食への関心も高まる
初心者におすすめの野菜
まずは、手間が少なく育てやすい野菜から始めてみましょう。
リーフレタス
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種まきから収穫まで1か月ほど
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少しずつ葉を摘み取って長く楽しめる
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日当たりが良ければ通年で育てやすい
ラディッシュ(はつか大根)
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名前の通り約20日で収穫可能
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成長が早く、成功体験を得やすい
バジルや青じそなどのハーブ類
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香りが良く、料理のアクセントに最適
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害虫に強く、育てやすい
ミニトマト
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初心者にも人気
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たくさん収穫できて食べごたえあり
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支柱やネットを使って支えると育ちやすい
必要な道具と準備
ベランダ菜園に必要なのは、基本的に以下のものだけです。
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プランターまたは鉢
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野菜用の培養土
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肥料(緩効性タイプが便利)
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種または苗
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ジョウロまたはペットボトルを活用した水やり容器
※防虫ネットや支柱もあると便利です(特にミニトマトなどにはおすすめ)
栽培のポイント
日当たりと風通しを確保
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ベランダの中でもできるだけ日当たりの良い場所を選びましょう
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風通しが悪いと病気の原因になるので、鉢は密集させすぎないのがコツ
水やりは朝に
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朝の時間に水を与えると、日中の蒸れや病気を防ぎやすい
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土の表面が乾いてきたらたっぷりと
観察を習慣に
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葉の色や虫の発生などをチェックすることで早期対処が可能
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毎日少しずつでも目を向けることが元気な野菜づくりのコツ
気軽に始めて、暮らしに「育てる楽しさ」を
ベランダ菜園は、野菜を“買う”から“育てる”という楽しみに変えてくれます。
育てた野菜で料理をすれば、美味しさも喜びも倍増です。
まずは、1種類の野菜から気軽にチャレンジしてみてください。
次回の「野菜の知恵袋」第5回では、「野菜を使った手作り調味料アイデア」をテーマにお届けします。ぜひお楽しみに。